表紙・挿絵イラスト：はまだ ぴこ

5歳の男の子「ぼく」が、いつもきれいな隣のお姉さんのあとをこっそりついて行くと…… 「愛ってなあに？」 ぼくとお姉さんの分かりやすく微笑ましくちょっと切ない会話から、 ふとそんなことを考えさせられる大人向け絵本。 ◇発売日：2017年4月1日 ◇絵本（電子書籍） >>購入ページ（Amazon Kindle）

　◆「ぼく」
　　平凡な家庭に生まれ育つ5歳の男の子。
　　飼い犬と遊ぶのが好き。将来の夢はサッカー選手。
　　無邪気なようで、おませで鋭い一面も。

　◆「おねえさん」
　　「ぼく」の隣の家に住んでいる若い女性。
　　仕事に行く時もデートの日もバッチリ決めて出かけて行く様子が「ぼく」によってしばしば目撃されている。




◆大人向け絵本
イラストレーターのはまだぴこ様に多大なるご協力をいただきました。
私（花笠香菜）が考えたストーリーと本文に沿って、指定した内容の挿絵を描いていただくという流れで制作しています。
対象は大人の読者様向け。お子さんが読む場合は、そばについて意味を教えてあげながら一緒にページをめくってください。

◆読者の皆様へ
この物語では、ヒロインの「おねえさん」の身にあることが起こります。
決してお話の世界だけのものではなく、ひょっとしたら読者様の中にも同じような経験のある方、いつか経験してしまう方、
または遠くない将来必ず「そうなる」のは分かっているけれどどうすることもできず、表面では平静さを保っておきながら内心やり切れない思いで日々を送っている方……おられるかもしれません。
長い目で見ればそこまで大した出来事でもないにしても、不意に直面した瞬間、処理不能な感情に出会ってしまうのが普通ではないかと。

そんな行き場のない感情に悩む方も特に悩んでいない方も、この絵本を読むことで何らかの癒しや浄化を得ていただける嬉しいです。



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